花美術館・現代の俊秀作家ー卓越した芸術理念に掲載されました
花美術館2023年1月号は創刊80号の記念号で、現代の俊秀作家を特集しました。ご縁があって、こちらに美術評論家の嶋田華子さんが素晴らしい作品評を添え拙作を紹介下さいました。あまりに素晴らしい評で嬉しい初春を迎える事ができました。以下、引用。
流れるように波打つ豊かな髪。柔らかく裾が広がるドレス、夢見るような表情が美しい森の女神フローラ。精緻に作り込まれた陶器人形は、手工芸の極みと言える。陶磁器の滑らかさが、穏やかな色彩と相まって上品な趣をもたらしており、目に快い。作者によれば「陶磁器粘土で型を作り、釉薬をかけ、1100度で焼成した陶磁器人形に、オルネフラワーの技法で作った花をつけた」オリジナル作品とのこと。オルネフラワーとは、金属の細いコイル状のワイヤーを伸ばしたり巻いたりしながら、ビーズやパールなど他の素材と共に装飾品に仕上げるアートワークである。本作ではヘッドドレスの中心のゴールドの花や、手首に巻きつけたりドレスの裾にあしらったピンクの花とシルバーの花がそれにあたる。手首から垂れ下がるリボン状のワイヤーには、ピンクの大粒のラインストーンが用いられており、愛らしいアクセントとなった。/嶋田華子先生

流れるように波打つ豊かな髪。柔らかく裾が広がるドレス、夢見るような表情が美しい森の女神フローラ。精緻に作り込まれた陶器人形は、手工芸の極みと言える。陶磁器の滑らかさが、穏やかな色彩と相まって上品な趣をもたらしており、目に快い。作者によれば「陶磁器粘土で型を作り、釉薬をかけ、1100度で焼成した陶磁器人形に、オルネフラワーの技法で作った花をつけた」オリジナル作品とのこと。オルネフラワーとは、金属の細いコイル状のワイヤーを伸ばしたり巻いたりしながら、ビーズやパールなど他の素材と共に装飾品に仕上げるアートワークである。本作ではヘッドドレスの中心のゴールドの花や、手首に巻きつけたりドレスの裾にあしらったピンクの花とシルバーの花がそれにあたる。手首から垂れ下がるリボン状のワイヤーには、ピンクの大粒のラインストーンが用いられており、愛らしいアクセントとなった。/嶋田華子先生

